うちのナルーさんはもはや半外猫。
家の外には、病気・虫・車など、危険がいっぱい!あんたは家猫よ!と言い聞かせて、ずっと外には出していなかった。まあオハイオにいた時は、貰ってきたらすぐ冬になり、ご本人も外に興味は示すものの、どっさり積もった雪の中にほ~らよっっと放り投げると、「うににーっ何すんねんっ冷たいやん!」と猛ダッシュで家に駆け込んでいたものだった。
しかしサウスキャロライナに引っ越してきてからは、そうは行かず。窓の外はすぐデッキ、広いお庭にトンボや小鳥が飛び交い、太陽は燦燦と輝き。
もう、「出たい~。出して~。出さんかいうにゃ~~!!」と泣き(鳴き)喚く日々。
で、負けました・・・。だってこんなんだもん↓
まず、
「出せ~うにゃ~」
と何度か鳴く。
自分で出ようと
試みる。
おかげでブラインドがめちゃくちゃ。
でもって最後にはこんな顔で懇願される。
これで、出さずにいられる猫の飼い主はいるのであろうか?いやいるはずが無い。
でもって外でしこたま遊ぶ。とは言っても庭の中だけ。これ以上行動範囲が広がらないことを祈るのみだが、まあ今のところ、大抵10分ほどで帰ってくる。
変なお土産をくわえて。
まずは窓辺に来て
「開けてぇ」と一声。
「おかえり~」と言った次の瞬間、見ると何かをくわえてる。
なっ何それ!
「いいから、開けてぇ~!」
で、恐る恐るドアを開けたら・・・
今回は葉っぱでした。→
しかしご本人はどういうつもりなんだろうか。「いやぁいつもお世話になってますよって、ほんの心遣いですわ」という私へのお土産なのか、それとも「僕こんなん取ってきたで!」というご自慢か?・・・おそらく後者であろう。そんなに律儀とは思えない。
しかし、たまに全然嬉しくないものを持ってくる。木の葉や実ならいい。トカゲのしっぽ、トンボの半殺しまではまーだ許せても、
ゴキブリの半殺しをくわえてきた時には、「ひ~~っ!!!」と鳥肌が立ちましたよ・・・。しかも、持って帰ってきて「ほらよ」とばかりに足元にぽとりと落とす。「きゃ~っ!ちょっとっ!離れてっ!」と取り上げようとすると、大抵「おっ大事な獲物横取りされたらかなんわ」ってな感じに、またそれをくわえて、どこかに行こうとするのである。
しばらくの間、彼の中で、ゴキブリがマイ・ブームでした・・・。3、4匹は連れて来ただろうか・・・。
しかしゴキブリ達が「あんなやっかいな猫がいるこの家はたまらん」と思ったのか(?)、その後ウチには一匹もいなくなりました。さんきゅうナルーさん!
帰ってきても、外を眺めています。何がそんなに面白いのか?
ちなみに、オハイオの家には冬になると、たまにねずみさんが出没しましたが、彼らもナルーがウチに来てからとんと姿を見せなくなりました。子猫だったのに・・・猫パワー恐るべし。